しばらくお天気が悪かったのですが、今日は秋晴れが戻ってきました。
しかし、風がとても強く、屋内にいても木々の葉がこすれあう葉擦れの音が、さわさわ、さわさわ、ざわざわ、ざわざわと激しく聞こえる日でした。
園内を歩いていると青い空にクモを発見。
木と木の間にうまく糸を張り巡らして巣をつくっているのですが、この風の影響をまともに受け、ゆらゆら空中を泳いでいるようでした。
写真では分かりにくいですが、細かい糸が編まれてネットとなっている様子がちょっとみてとれますか?この見事な細工には驚きです。
注意して見ていくと園内のあちらこちらにこのようなクモの活動が見てとれます。
あるいはこのような場面も。何が隠れているかわかりますか?
ついつい秋の気候のよさにのんびりしがちなのですが、昆虫たちは着実に冬支度にかかってますね。
「食欲の秋」、見習わなければ!
園内の秋の花々もそろそろ盛りを迎えようとしています。
まずは、四国村の薔薇。
四国村ギャラリーに併設している水景庭園の薔薇はちらほら咲き始めています。
やっぱり薔薇は華やかですね~。
10月22日(土)23日(日)に全日空ホテルクレメント髙松にて「2011秋のばら展」が瀬戸内ばら会主催で行われますが、
四国村の薔薇もこれに出品します。
会場はホテル内ロビーで行われ、入場は無料です。
お近くまでこられたら、ふらりとお立ち寄りください。
その他の花々も見逃せません。
旧灯台退息所にも注目。入り口前の庭が色とりどりですね。
ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)です。小花ですが、花の絨毯のようです。
紫のアメジストセージも上品な感じで、西洋と東洋の様式が入り混じった退息所の建物に良く似合っています。
竹林を行くと木漏れ日をうけてオキザリスの群生が。
つつましやかですが、可憐な感じがしますね。
なんだかとても美しい日だなと思われました。
今日は、建物や自然の風景を写生しに四国村を訪れられた方が多かったです。
自然のことだからいつもいつも晴天ばかりではないのですが、だからこんな日は、記憶に、または何らかのかたちでとどめておきたいと思うのではないでしょうか?
【四国村 S】
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