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【その2】企画展「かがわの農村歌舞伎」資料のご紹介

現在、四国村は「かがわの農村歌舞伎」展を開催しており、会期も残りわずかになりました。前回は割盒弁当をご紹介しましたが、今回は歌舞伎の華でもある衣裳をご紹介します。


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農村歌舞伎において歌舞伎衣装は、地区の人々が積み立てて購入したり、伊勢参りにの記念や還暦のお祝いなどで奉納したりしたと言います。

この衣裳は黒地のビロードに金糸で鶴が刺繍されています。実際に客席から見ると、金糸で施された鶴がきらきらと光って、大変美しいでしょうね。

なお、今展覧会では、遠くでしかみることのない歌舞伎衣裳を近くで見ることが出来ます。
農村歌舞伎の衣裳は近くで見ると、様々な工夫がされていることが発見できます。


迫力ある農村歌舞伎衣裳をぜひ近くで、ご覧ください~!


(画像をクリックすると拡大します。)


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「かがわの農村歌舞伎」展
 かがわの農村歌舞伎は江戸から明治にかけて盛んに行われていました。とりわけ小豆島内では100以上の芝居小屋が存在し、歌舞伎や浄瑠璃が上演されていました。
豪華な衣装の中には還暦や古希の祝い、伊勢参りの記念などに奉納したものもあり、土地の人々にとって農村歌舞伎は特別なものといえます。現在でも、県内では小豆島や東谷、白鳥で上演されています。
 今回の企画展では、人々の農村歌舞伎に対する思いが、娯楽を越えて文化として受け継がれコミュニティーに与えた様子を、小豆島土庄町の大部(おおべ)と肥土山(ひとやま)の衣装や道具類などの展示を通してご紹介します。

■会期:2012年10月27日[土]~2012年12月9日[日] 会期中無休
■開館時間:9:00~17:00(11月1日以降16:30まで)
■入場料(前売り券):一般1200円(1100)/高校生700円(600)/小中学生500円(450)/幼児以下無料

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