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四国村の八朔飾り

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8月もあっという間に終わり、早いもので今日から9月がスタートですね。
今日から四国村では「八朔飾り」の展示を公開しています。

香川県の西部地域では旧暦8月1日(今年は9月13日がその日にあたります)に「八朔飾り(はっさくかざり)」という節句行事の風習があります。松や竹、石で合戦の情景を再現して豪華な武者飾りをしたり、「張子虎」「団子馬」といった勇猛な動物の人形を飾って、男児の健やかな成長を祈願しました。

香川県三豊市で製作される「張子虎」は、猛々しい表情ながらも首がゆらゆら揺れる姿がどこか愛嬌もあり、今も地域の伝統工芸品として親しまれています。「団子馬」は文字通り、団子で作られた馬飾りです。1~2斗の米粉で馬の体を作り、華やかな馬具で飾りつけたもので、節句が終わると団子の部分を割って、近所の人たちに振舞うという風習があることから「馬節句(ウマゼック)」とも呼ばれています。

端午の節句と内容が重なるため、現在ではこれらの飾りつけを見る機会も少なくなっていますが、四国村では今日から27日まで小豆島農村歌舞伎舞台で「八朔飾り」を紹介しています。

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