四国村では、建物を中心とした民俗文化財の散逸崩壊を防止するよう努めております。今後も当財団の事業を永続的に達成していくための寄付金を募集しています。
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公益財団法人 四国民家博物館(通称 四国村)は、昭和51年に開館してから今年で30周年を迎えることができました。 ひとえに日本そして四国の文化を大切に思う多くの人々のご支援、ご協力の賜物と心から感謝申し上げております。 四国村はこの間、建物を中心とした民俗文化財を集落保存し、散逸崩壊を防止するとともに、展示、公開して、調査・研究・教育・鑑賞など広く文化・教育などの面で社会に貢献してまいりました。 館内の歴史的建造物は33棟を数えるまでになり、うち8棟は重要文化財に指定されるなど、その文化的価値は一段と高まってきております。 また、建物や民具などを生かした体験学習的な催しを充実させてまいりました。 一方で築後200年を超える建物、また移築してからも30年になる建物は、茅葺等も相当痛んできており、年々保存修理費は増加しております。 このような状況のもと、今後も当財団の事業を永続的に達成していくため、広く事業に賛同し、共感していただける方々からのご厚志を募ることといたしました。 なにとぞ、更なるご支援・ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
平成18年7月吉日 公益財団法人 四国民家博物館 理事長 加藤秀樹
皆さまからのご支援は、古民家の保存修理、展覧会の開催、調査研究、資料の収集と保管、教育普及活動、美術館運営事業など、四国村運営に係る費用に充当させていただきます。
*当財団での寄付金の受け入れにつきましては、出資業務に充てることを指定しない寄付金のみとさせていただきます。
『旧河野家住宅』 国指定重要文化財(建造物)
『旧河野家住宅』は愛媛県、南予の山間部にありました。間口六間半、奥行三間半、寄棟造、茅葺で、両側に煙抜きの破風がついています。
『旧下木家住宅』 国指定重要文化財(建造物)
『旧下木家住宅』は、剣山の北斜面、一宇村にあった山村農家です。正面にのみ戸口を開いており、他の三方は壁で閉ざされており、オモテの前面には縁側が設けてあります。間口七間、奥行四間、寄棟造、茅葺です。
『旧山下家住宅』 香川県指定文化財(建造物)
『旧山下家住宅』は、香川県の東端、徳島県境にあった農家です。 間口四間半、奥行二間半、寄棟造、茅葺になっています。
『旧中石家住宅』 高松市指定文化財(建造物)
『旧中石家住宅』は、平家落人伝説で名高い祖谷山にあった山村農家で、母屋、隠居屋、納屋の三棟とも寄棟造、茅葺です。
四国村の「文化財修復事業」趣旨にご賛同いただき、企業による博物館支援の申し出をいただいたのは、 以下の企業の皆様です。ありがとうございます。
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