10月半ばの三連休はお天気に恵まれて絶好の行楽日和でしたね。
少し暑いけど、空は高く景色がめっきり秋に色づいたように思われます。
四国村ではこの連休中にさまざまなイヴェントがありました。
まず、10月8日(土)から、いよいよ秋季特別企画「巨匠が描いた国立公園」展が始まりました。
前期展示期間(10月8日~11月6日)は東日本の国立公園を題材に、後期展示期間(11月12日~12月4日)は西日本の国立公園を題材にした絵画が、四国村ギャラリーで展示されます。
これらの絵画は、昭和6年に国立公園法が制定された時に国立公園協会が国立公園を広く知ってもらうために、昭和期の日本画壇を代表する洋画家に制作依頼したのがはじまりだそうです。
現在国立公園協会が所蔵する80点の絵画のうち、前後期あわせて50点を展示する予定です。
これだけの絵画が一度に揃って展示される機会はめったにないので、ぜひ一度ご来場ください。
さらに翌9日(日)には、四国村内小豆島農村歌舞伎舞台にて、香川第一中学校郷土研究部の皆さんによって、子供農村歌舞伎が行われました。
演目は一谷嫩軍記より、熊谷陣屋の場を上演されました。
我が子を敦盛の身代りにしてその首を差し出さざるをえなかった熊谷直実とその妻相模の悲哀、熊谷に我が子を打ち取られたと決死の覚悟でかたき討ちにくる敦盛の母藤の局、熊谷の思いを察し黙ってその首実験を行う源義経など、
さまざまな登場人物の心のひだを中学生とは思えない迫力で演じきっていました。
たくさん観に来ていただいた観客の方々もみな心打たれた様子でしたよ。
最後は観客席からおひねりまで飛んできて、大盛況の中、幕を閉じました。
香川第一中学校郷土研究部の皆さん、お疲れ様でした。
そうそう、この日は四国村周辺の神社はお祭りだったようで、いくつかの氏子さんの自治会の方々が四国村にも歌や獅子舞を披露しに来て下さいました。
舞手さんがとてもかわゆらしいですね!
萩が盛りの四国村の秋の休日でした・・。
【四国村 S】
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