「猪熊弦一郎 Form, People, Living 身の回りにある、秘密と美しさ展」 夏会期のご案内
瀬戸内国際芸術祭2025の開催年である今年、その春・夏・秋の3会期に合わせて、四国村ギャラリーでは香川県ゆかりの画家・猪熊弦一郎の作品展を実施しています。
クリエイテイブ・ユニットSPREADがキュレーションを手がけ、猪熊画伯の創作活動や暮らしの根底にあったであろう「身の回りにある、秘密と美しさ」を主題に、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の所蔵品から会期ごとにその会期のテーマに合わせた出品作品を選定しての展覧会となります。その夏会期が7月26日(土)からスタートします。

【People夏2025年7月26日(土)〜9月12(金)】
夏会期は、猪熊弦一郎が最初期から最期まで描き続けた「people 人」を切り口にいくつかのセクションで構成します。
具象から抽象へと“人”を描いた作品の変容:「人の変容」、猪熊が描いたユニークな人とその周辺:「人々の祝福」、猪熊の最愛のパートナーとしての“妻”や人のパートナーとしての“馬”が描かれた作品群:「パートナー」と、「人」を切り口としながらも異なるテーマで描かれた作品群を順を追ってご紹介いたします。


[プロフィール]猪熊弦一郎
1902生〜1993没 洋画家
香川県高松市生まれ。東京美術学校に学び、藤島武二に師事。新制作派協会を結成。1938年から40年までフランスに遊学しアンリ・マティスの指導を受ける。1950年三越の包装紙「華ひらく」をデザイン。1951年国鉄上野駅(現JR東日本上野駅)の大壁画«自由»を制作。1955年から20年ほどに亘り、ニューヨークに滞在する。帰国後は東京とハワイで制作活動を行う。1991年丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が開館。
[プロフイール]SPREAD
山田春奈と小林弘和によるクリエイティブ・ユニット。長い時間軸で環境を捉えるランドスケープデザインの思考と鮮烈な印象を視覚に伝えるグラフィックデザインの手法を融合させ、あらゆる記憶を取り込み「SPREAD=広げる」クリエイティブを行う。生活の記録をストライプ模様で表す「LifeStripeJを2004年より発表。色の表現を追求した作品をAlcova(ミラノ)、Rappazmuseum(バーゼル)、在スイス日本大使館、富山県美術館、Spiral(東京)など国内外で展開。
主な仕事に、「国立新美術館開館10周年」記念ビジュアル、「バーバリー」インスタレーション、ジャパン・ハウスロンドン「TheCarpenters’Line」展覧会、工場見学イベント「燕三条工場の祭典」ブランディングなどがある。
これまでに、RedDotDesignAwardグランプリ、GermanDesignAwardゴールド、DezeenAwardグラフィックデザインオブザイヤー、DesignforAsiaAward、グッドデザイン賞など国内外のデザイン賞を受賞。

作品保護のために、撮影はご遠慮くださいますようお願いいたします。
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