ひっそりと咲く花たち(5月17日撮影)
四国村ミウゼアムの敷地の広さは約50,000 m²に及びます。
その広大な敷地の中で今の時期にひっそりと咲く花々をご紹介します。
✿ガウラ スパークリングホワイト
アカバナ科の宿根草で北アメリカが原産です。和名は蝶が飛んでいる様にみえることから「白蝶草」と呼ばれています。
咲いている場所は旧大久野島灯台前のバラ園の一画です。

✿トベラ(ピットスポルム)
枝を折ると青臭いにおいを発するため、節分にイワシの頭などとともに鬼を払う魔よけとして戸口に掲げられた風習があったことから「扉の木」とよばれ、やがてトベラとなったのが名前の由来だそうです。
潮風や乾燥に強くつやのある葉を密生することから、日本をはじめ欧米でも海岸の公園などの庭園樹、生け垣、また街路樹として栽培されることが多いそうです。
咲いている場所は丸亀藩御用蔵の近くです。

✿ザクロ
観賞用としても栽培されることの多いザクロ。四国村ではアーチ型橋の近くにあります。


✿ニオイバンマツリ
熱帯アメリカが原産だそうですが、日本には明治時代末期に渡来し観賞用に栽培され、「ブルンフェルシア」という名でも知られています。初夏から夏にかけて花が咲き、咲き始めは濃い紫色で、次に薄い紫色、2日ほどで最後は白色になり、1本の木で2色咲いているように見えるのが特徴だそうです。
花にはさわやかな芳香があります。
咲いている場所はクダコ島灯台退息所の前です。


✿ガザニア
鮮やかな色で光沢のある花弁が陽に当たってキラキラと輝き、春から秋まで咲き続けます。日光が当たると花が開き、夕方から夜や曇りの日は閉じる性質をもっているそうです。
咲いている場所は石畳み広場の入り口付近です。

✿ルージュピエールドゥロンサール
四季咲き性のつるバラですが、一つの茎に1〜5輪のゴージャスな大輪の花が咲き、濃厚な香りを漂わせるために人気の品種の一つです。
旧大久野島灯台前のバラ園は、水景庭園よりもちょっとだけ遅く花々が咲きそろってきます。
とはいえ、花が一番輝いて見える時期は短いものです。スタッフたちが丹精込めて育てた花々を一番いい時期にご覧いただければと思います。

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