施設内のお花の状況
気象庁の発表では、四国地方は6月8日ごろに梅雨入りしました。2024年の梅雨入りは6月17日ごろで、平年は6月5日ごろですので、昨年よりは9日早く例年よりは3日遅い梅雨入りです。
よく天気予報で耳にする「平年値」ですが、気象庁の解説によりますと、
「西暦年の1位が1の年から連続する30年間の観測値を平均した値であり、10年ごとに更新している。平年値は、その時々の気象(気温、降水量、日照時間等)や天候(冷夏、暖冬、少雨、多雨等)を評価する基準として利用されるとともに、その地点での気候を表す値として用いられている」そうで、「現在用いられている平年値は、1991~2020年までの30年間(但し、この期間の途中で観測を開始した場合などはその年からの期間)の観測値をもとに作成」したものだそうです。
四国の梅雨明けは、平年で7月17日ごろとなっていますので、これから1か月近くじめじめとした日々が続きそうです。
災害を招くような雨にだけはならないことを祈っています。
✿アジサイ
雨の季節に似合う花と言えばアジサイ。
四国村では下木家北側のアジサイ畑と、見晴らし坂下の斜面で咲いています。
(奥に見えるのは楮蒸し小屋です)



ちょっと撮影位置を変えると、アジサイと下木家住宅の茅葺屋根を一緒に写真に収めることができます。
茅葺き屋根とアジサイの取り合わせを見ていると、懐かしい昔にタイムスリップしたような感じになりますね。

下木家住宅の東側では、ビワがたくさんの実をつけています。
今年は四国村のビワはどこでも大豊作です。

見晴らし坂下のアジサイもだいぶ開花が進みました。六分咲きといったところでしょうか。
これまでに四国村のインスタで公開してきた写真に比べると、今年はちょっと開花が遅いような感じがします。
「年年歳歳 花相似たり」と言いますが、現代では花の開花も年によってだいぶ違うようです。
*四国村インスタグラム



こちらは茶堂「遊庵」です。
生け花担当のスタッフが添えた、アジサイの生け花が飾られています。
ここに咲くアジサイは、薄緑色の淡い色彩が特徴です。


丸亀藩御用蔵近くの「造り酒屋の井戸」です。
施設を管理するスタッフたちが、井戸にアジサイの花を浮かべました。
じめじめした日があったかと思えば、いきなり猛暑日のような強烈な陽ざしに見舞われる日々ですが、少しでも爽やかさを感じていただけましたら幸いです。


✿キミガヨラン
石畳広場の近くではキミガヨランが咲きました。
四国村でこの花が咲く周辺は雑草が生えやすい場所で、今年のようにきれいに咲くのは珍しいことです。
みなさんにきれいに咲いた様子を見ていただきたいと、周囲の雑草を丁寧に取り除いていたスタッフたちは、とてもほっとしています


✿アガパンサス
村内の各所では、アガパンサスが咲き始めました。



アガパンサスの花が終わると、もう夏は目の前です。
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