施設内のお花の状況(3月29日撮影)
ここ数日の暖かさで、四国村ミウゼアムではいろいろなお花が一気に咲きそろいました。
特に灯台エリアのチューリップは、施設管理のスタッフたちが丹精込めた努力が実を結んで、見ごたえのある咲きぶりとなっています。
3月29日時点のお花の状況をお伝えします。
✿サクラ
流れ坂を上って最初に目に入るのは、アーチ形橋近くに咲くシダレザクラです。花が咲いているのはまだ1~2本ですが、これからこの周辺はいろいろな桜で彩られます。




丸亀藩御用蔵脇のサクラです。こちらもあっという間に咲きそろいました。


屋根の修復工事が終わった河野家住宅と砂糖しめ小屋の間にあるサクラです。
黄金色に輝く河野家住宅とサクラを一緒に撮影できるのは、数十年に1回だけのチャンスです。



見晴らし坂の下ではソメイヨシノとともにピンク色のヨウコウザクラ(陽光桜)が満開に近くなっています。


ヨウコウザクラの麓ではシャクナゲが咲き始めています。
シャクナゲはこの周辺にたくさんありますので、日ごとに花が増えていく様子をご覧いただけると思います。



下木家住宅の裏ではユキヤナギが満開です。
太陽の光を受けて純白に輝くユキヤナギはこの時期ならではの美しさを放っています。



下木家住宅の下ではトサミズキが黄色い可憐な花を咲かせました。


春を象徴する花の一つとして親しまれているコブシ。開花までにはもう少し時間がかかりそうです。
コブシとハクモクレンはどちらもモクレン科の落葉高木で、同じころ(ハクモクレンの方がちょっと早い)に同じような花をつけるので、見分け方が難しいと言われています。
モクレンの花びらは開ききらず上向きに咲きますが、コブシの花びらは開ききって、横向きに咲くものと上向きのものが交じるという違いがあるそうです。


下木家から久米通賢旧宅に至る小道では、見過ごしそうな小さな花が咲いています。
ヒイラギナンテンの花です。


久米通賢旧宅の前ではモクレンが一気に花開きました。



紫色のモクレンの上にはハクモクレンが咲いています。
少し高いところに咲いていますので、みなさんに見過ごされがちです。久米通賢旧宅前にいかれて、白い花びらが落ちていることに気づかれたら、頭上をご覧いただければと思います。


モクレンの下ではレンギョウとボケが咲いています。



土日祝日に行っている囲炉裏焚き。きょうは中石家の隠居宅で行いました。何組かの方にお部屋に上がっていただいて、囲炉裏の暖かさを体験していただきました。
囲炉裏焚きは5月の大型連休が終わるまで続ける予定です。

灯台エリアのチューリップ
約10,000本のチューリップが一気に花開きました。
いまはピンクが目立ちますが、白や赤のチューリップが順々に咲きますので、しばらくの間お楽しみいただけそうです。


おかげさまでみなさまからは好評のお声をいただき、それがスタッフたちの励みになっています。
来年はさらにチューリップのエリアを増やせないかと模索中です。

灯台エリアの西寄り、大久野島灯台の近くでもユキヤナギが満開になっています。
灯台の白い姿とユキヤナギの純白の花が、きれいな情景を演出しています。



遊庵の前ではサクラが、裏ではハクモクレンが咲いています。


四国村ギャラリー前ではスモモの花が咲いています。
毎年収穫が間に合わないほど実がなるそうです。



ギャラリーから砂糖しめ小屋へ降りる道を歩いていくと、何とも言えない甘い香りに気づきます。
ジンチョウゲの花です。


石畳広場から農村歌舞伎舞台へ向かう道(南側)の土手には、バイモユリとムラサキハナナがひっそりと咲いています。





四国村ミウゼアムではウメはすでに終わり、スイセンも終わりに近づいています。
施設内のお花の状況は一日でも大きく変わりますので、みなさまがお越しになった際にはここでの写真と変わっていることもありますので、ご了承願います。
またお花を観察したり写真をお撮りになる際には、足元に十分お気を付けください。
今回ご紹介したお花のおおよその位置は下図のようになります。

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