小豆島農村歌舞伎舞台
- 年代
1863年以前(江戸時代末期)
- 旧所在地
香川県小豆郡土庄町小部
- 指定区分
高松市指定有形文化財
村人たちによる、村人たちのためのエンターテインメント
江戸時代、地域の祭りの際に村人たちが演者となり歌舞伎芝居などをおこなうための歌舞伎舞台が全国各地に作られました。農村歌舞伎をはじめとする地域の祭りは、日々の重労働から解放されて明日の活力をやしなう、村人たちにとって大切なエンターテインメントでした。四国村にある舞台は、小豆島(しょうどしま)の小部(こべ)地区が所有していたもので、島歌舞伎の舞台として使用されていましたが、現在はイベントの開催や節句飾りの展示をおこなう野外劇場として活用されています。観客席は石垣を用いた階段式となっており、ゆったりと観覧を楽しめます。
まわり舞台
舞台中央には直径4.72mの廻り舞台があります。
※舞台の下をご覧いただくとその機構をご覧いただけます。