小豆島より移築された石蔵です。島の出身で事業家の藤原兵太郎氏が建造し、氏が村へ寄付した公債が保管されていました。正面入り口には両開きの鉄扉があり、軒蛇腹（のき じゃばら）(＊1)付きの平屋根で、金庫を思わせる頑丈な造りです。茨城県稲田産の花崗岩を取り寄せて造られており、間口2.8m、奥行き3mでがっちりとした印象を与えます。