ヒメヒオウギスイセンが咲きました(7月2日撮影)
オレンジロード添いの斜面東側では、ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙)がたくさん咲いています。
一面の緑を背景に、ひときわ色鮮やかな花を咲かせる様子をご覧ください。
ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙)はヨーロッパで人工的に交配して作られた園芸品種です。日本には観賞用として明治のころに渡来しましたが、性質が強くよくふえるので、野生化したものが各地で見られるそうです。日当たりの良い草地を好んで育ち、7月から8月に花を咲かせます。
ヒオウギ(檜扇)というのは、檜の薄板を末広がりに綴じ合わせた木製の扇で、奈良時代の終わりから平安時代の初めにかけて発案されたと言われます。貴人の顔を隠す役割とともに、宮中での複雑な儀式の式次第などを書き留めておいて、覚書として確認するためにも使われたそうです。
ヒメヒオウギスイセンの名前の由来は、葉が末広がりに広がる様子が檜扇を思わせることと、花の形がスイセンに似ていることから付けられたようです。
ヒメヒオウギスイセンの花言葉には、「楽しい思い出」「陽気」「謙譲の美」など、たくさんあります。
色鮮やかな花が少しうつむいて咲くところから、「謙譲の美」が連想されたのかもしれませんね。
ヒメヒオウギスイセンをご覧いただけるのは、オレンジロードに沿った東側の斜面です。
通路の端にオレンジ色の塗料が塗ってあるのが目印です。
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