四国村の夏の風物詩「風鈴飾り」が始まりました。

例年よりも暑い夏が予想される中、スタッフたちは訪れるみなさんに少しでも涼しさを感じていただこうと力が入りました。

飾り付けた風鈴の数は、鉄の風鈴が80以上、ガラスの風鈴は300を超える数が涼しげな音を奏でています。

かずら橋

橋の両側には、鉄製の風鈴30が飾られ、周囲の梢（こずえ）の揺れとともに涼しげな音を奏でます。

農村歌舞伎舞台では、150のガラス製風鈴がみなさんをお出迎え。

ガラスに映り込む周囲の風景が、いっそう涼しさを感じさせてくれます。

四国村ミウゼアム入口から石畳み広場へ続く流れ坂では、143のガラス製風鈴と34の鉄製風鈴が坂道を歩く人たちに、軽やかな調べを送ってくれます。

そして石畳広場。

今年スタッフたちが一番こだわったのが、藤棚につるした風鈴です。

近寄ってご覧いただくと、風鈴のガラスの中にお花が入っています。

ガラスドームフラワーのような趣が、より涼しさを演出してくれます。

このほか、河野家住宅、下木家住宅、中石家住宅、中石家隠居宅、退息所などで風鈴を飾っています。

これから暑さが増しますが、風鈴の音で涼を感じていただけましたら幸いです。