2013年夏秋,四国村は建築と民具をテーマに“無何有郷-ユートピア-”展を
開催します。
第一線で活躍する3組の建築家(遠藤秀平・手塚貴晴+手塚由比・中村勇大)
による“フォリーのある風景”,アーティスト藤本由紀夫が民具を用いる
“うつくしいかたち”を7月6日~12月1日の期間に行います。
“そして,フォリーのある風景へ”は,“無何有郷‐ユートピア‐”展に先駆けての
プレ企画です。
実際にフォリーを制作する建築家たちが,四国村の景色の中に溶け込みあるいは
反発するようなオブジェとしてのフォリーを構想していく過程をリアルタイムでご覧
いただきます。
完成したものを展示するだけでなく,それが生み出されていく道筋と,
いくつもの案を積み重ね,選びだし発展させていく現在進行形の建築家の
思考を,ドローイング,スケッチ,模型などから,探っていきます。
*フォリーとは装飾用の建造物。建物としての本来の用途はもたない
ものが多い。ここでは“あずまや”のように内部で休憩できるものを
イメージしている。
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