皆様のおかげで「かえる・蛙・カエル ~サイデンステッカーのコレクション」展も大好評の中、終了しました。
たくさんの方々にご来場いただき、ありがとうございました!
さて、四国村ギャラリーでは、7月7日から秋の企画展開催まで、当館所蔵作品の通常展示を行っております。
今回は、ピエール・ボナール、モイズ・キスリング、ジョルジュ・ルオー、シャイム・スーティンなどの近代の西洋絵画作品のほか、作品保護の関係でなかなか出品できない夏目漱石の自筆水彩絵はがき10点を展示していますので、ぜひご覧になって下さい(期間中、展示替えがあります。)
そのほか、アムラッシュ遺跡より出土した陶器や、ギリシャ、シリア、イラン、イラクから出土した古代ガラスの器など、紀元前からの貴重な遺物も含めて展示しております。
アムラッシュの文化は文字を持たなかったとされ資料の類は残されておらず、現在発見された遺物について、研究段階でまだあまり詳細についてはわかっていません。
しかし、これらの奇妙で力強いフォルムは、当時の生活に結びついて制作されたものであり、アムラッシュの人々の造形感覚の豊かさを感じさせ、われわれの想像力をかきたてずにはいられないでしょう。
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