- 2019-03-27 (水)
徳島県東祖谷から移築復原した「中石家住宅」は、江戸時代終わり頃の建築で高松市指定文化財。
主屋・隠居屋・納屋が3つ並ぶ建物で、四国村に多数ある建造物の中でも人気の古民家のひとつです。
現在「主屋」の茅葺き屋根の修繕工事を行っています。
昨年の「山下家住宅」の時は全ての茅を入れ替える全葺き替え工事でしたが、今回は朽ちたり傷んだ材料を取り除きつつ、活かせる材料は残しながら、新しい茅を付け足していく「差し茅(さしがや)」という葺き替え方法です。
職人さんが丁寧に、且つ、手際よく作業を進めており、屋根の下の方から新しい材料も加わって葺きあがっていっています。
もちろん建物前の通行は可能、裏の「染ケ滝」も平常通りご覧いただけますが、建物の周りは足場やシートで囲まれておりますので、散策の際にはお気をつけください。
作業場所によっては職人技もご覧いただけますので、お越しの際には是非のぞいてみてくださいね。
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