ムクゲの花が咲き始めました(6月24日撮影)

四国村ミウゼアムの灯台エリアで、ムクゲの花が咲き始めました。

ムクゲをご覧いただけるのは、3棟並ぶ退息所の一番東側・クダコ島灯台退息所の玄関脇です。

向かって左側では白い花、右側ではピンクの花が咲き始めています。

✿退息所とは、灯台で働く人たちの住居として建てられた建物です。初期は、灯台を建設・運用する技術は日本人にはなく、西洋から技師を迎えたため退息所は洋風の作りですが、クダコ島灯台退息所が建てられた1903年(明治36年)頃には、日本人も灯台の保守を行うようになり、和洋折衷の建物となっています。クダコ島灯台退息所 | 施設一覧 | 四国村案内 | SHIKOKUMURA

 

退息所玄関左側のムクゲ

ムクゲはアオイ科 / フヨウ属に属し、ハイビスカスとも同じ仲間なので、花形が似ています。

原産地は中国で、中国の呼び名である「木槿」(ムーチン)、あるいは韓国の呼び方である「無窮花(ムングンファ)」が語源となって「ムクゲ」と呼ばれるようになったと言われています。

日本には平安時代の初めにはすでに伝わっていたと考えられていますが、暑さで人や植物が元気のなくなる季節に、次々と大きな花を咲かせるため盛夏を彩る代表的な花木と言われています。

花の大きさは直径5 – 10cmになり、雌しべの花柱は長く突き出し、雄しべが多数つくのが特徴です。

生育に携わるスタッフたちの話では、今年はつぼみが多く花付きもとても良いそうです。

たくさんのつぼみが控えていますから、まだしばらくは楽しめそうです。

 

 

 

一方こちらは玄関向かって右側のピンクのムクゲ。

白いムクゲと比べると少し開花が遅いようですが、こちらにもたくさんのつぼみが見られます。

ムクゲは早朝に咲き、夕方にはしぼんでしまうため「1日花」と呼ばれますが、その花言葉は「信念」「新しい美」だそうです。

花は1日でしぼんでしまいますが、次の日には新しくて美しい花が、次々と咲く力強さからついたのかもしれませんね。

クダコ島退息所の東では、アガパンサスが満開です。

こちらもあわせて、お楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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