台風の影響で、朝からどんよりとした天気が続いていますね。
少し気温が低めとなり過ごしやすい気候となったことですから、
すっきり晴れ渡った秋晴れの一日が早くやってきてほしいものです。
さて、四国村では、気が早いことにこの時期から正月飾りの準備を始めています。
実りの秋、収穫された稲穂が吊るされ、干されています。
今の時期の作業としては、刈り取った稲わらを干したものを集め、
一本ずつ茎についているいらない部分を取り除いて掃除していくのです。
作業前
作業後
こうすることで、正月のしめ飾りに使う藁の準備をしています。
終わったものは、また、束にして立てて乾燥させます。
どうやらこの乾燥具合がカギとなるようで、
充分に乾燥できるとこれらは青々とした新しい藁に仕上がるようです。
もう少し乾燥が進んだら、しめ縄などに綯っていきます。
このような地道な努力で代々維持されてきた伝統的な正月飾りが観れますよ。
12月下旬に始まる四国村のしめ飾り、今回もお楽しみに・・。
【四国村S】