今年もこども農村歌舞伎の季節が来ました!
毎年、香川第一中学校の郷土研究部の生徒さんたちが
四国村の歌舞伎舞台で公演してくれています。
今回の演目は、「神霊矢口渡」です。
10月6日午後1時~です。
観覧料は無料(入村料は必要)ですので、お越しの際は
ぜひお立ち寄りくださいね。
この「神霊矢口渡」はエレキテルで有名な平賀源内の作。
~あらすじ~
足利と新田の争いで、新田義興は非業の死を遂げ、その
弟である義峰は妻うてなと、命からがらこの矢口の渡し
へと逃げ延びます。
武蔵の国の玉川(現在の多摩川)の「矢口の渡し」で渡し守
をしている頓兵衛は、金のためならどんなことでもする
強欲非道な男。。。
新田義興の船底に穴を開け、だまし討ちにして川に沈め
て殺したほうびに足利方から大金をもらい、今ではなかなか
の羽振りです。
一方、娘のお舟は親に似ず、美しくて気だての優しい娘です。
お舟は一目見た義峰に恋心を抱きますが、頓兵衛は金欲しさ
に足利側について義峰を捕まえようと画策します。
お舟は恋ゆえに身代わりとなり、命を落としてまで義峰を
救うのでした。。。
可憐な娘の一途な思いが表現される一幕です。
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