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屋島 Archive
古代ハスの近況(開花2日目 2018/7/26)
- 2018-07-26 (木)
昨日開き始めた古代ハス。
今日の8時前に見に行ってみると大輪の花が開いていました。
これからお昼ごろにかけてまた閉じていき、その途中で美しいお椀型の花が見られる時間帯もありそうです。
姿も形も色も美しい古代ハス。
咲くか、咲かないか、いつ咲くかもわからない花ですが、咲いた時の感動はひとしおです。
古代ハスの近況(開花1日目 2018/7/25)
- 2018-07-25 (水)
22日にお伝えしました”古代ハス”の蕾が今朝開き、開花初日を迎えました。
昨日は全く開く気配も無かったのですが、午前中に見てビックリしました。
本当にいつ咲くか見当がつかないのもこの花の不思議なところですね。
古代ハスの花の寿命は下記のように3日ほどで、それゆえに大変貴重です。
(1日目)
早朝に花びらが開き始め、午前中に3~5cmほど開いてトックリ形になり、お昼頃には閉じてしまいます。
(2日目)
深夜から開き始め、早朝から10時ごろには美しいお椀型になり、午後には閉じてしまいます。
(3日目)
深夜から開き始め、午前10時ごろまでに完全に開き、お皿型になって花径が最大になります。午後には閉じ始めますが、ほとんどが半開きのままです。
(4日目)
一瞬で散る花もあれば、2日かけてゆっくり散る花もあります。
今日開いた花は、明日の午前中に最も美しい姿をご覧いただけるかと思います。
皆様、ぜひお越しくださいませ!!
古代ハスの近況(2018/7/22現在)
- 2018-07-22 (日)
7月12日にこちらでお伝えした古代ハスの小さな蕾。
10日経って、無事に大きく育っています。
10日前は水面から顔を出した小指の先ほどの蕾が今はごらんの通り...
背丈は大きな葉っぱをはるかに追い抜いて約1mぐらいになり、子供の握りこぶしぐらいの大きさに膨らんでいます。
近づいてみると...
今にも弾けそうにパンパンです。
これがいつ開くのかが予想できないのも古代ハスの楽しみでもあります。
明日かもしれないし、数日後かもしれません...
大雨の影響で今年は半ばあきらめていた古代ハス。
1つでも咲けばラッキーかと思って、ふと水面をみると...
もう1本、蕾をもった茎が顔を出して、その先でトンボが休憩中。
これもまた大きく成長してくれることを願っています。
古代ハスの状況はまた追ってお知らせいたします。
なお、ご存知かもしれませんが、古代ハスは咲いても見頃は1日だけです。
花期は3~4日ですが、本当に美しいお椀型の花を楽しめるのは1日だけ(しかも午前中だけ)です。
蕾がいつ開くかも予想できず、本当に「運次第」ですので、あらかじめご理解くださいませ...
夏の風物詩"四国村の風鈴飾り"
- 2018-07-21 (土)
四国村の夏と言えば...
”風鈴”を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
今年も飾りつけが完成し、涼しげな音色が村内に響いています。
入口から続く流れ坂にズラリと...
かずら橋が渡ると、ゆらゆら揺れる...
そして農村歌舞伎舞台にも...
猛暑が続いていますが、8月末までの間、少し暑さを和らげてくれる優しい音色を聞きながらの散策をお楽しみいただけます。
久々の夏空
- 2018-07-09 (月)
降り続いた雨も収まり、今日は久々に夏空が広がっています。
今回の大雨で各地では甚大な被害が伝えられています。
屋島でも西町・東町では土砂崩れなどが発生したとのこと。
被害に遭われた地域の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
四国村でも、約3日間に渡り降り続いた猛烈な雨。
でも、幸いにも古民家や建造物に被害はありませんでした。
ご心配をいただいた方々、ありがとうございました。
江戸時代から幾多の天変地異を乗り越えた古民家も、さすがに今回降り続いた大雨には驚いたことと思います。
散乱した草木の整美も終わり、あらためて今日から普段通りの穏やかな1日が戻っている四国村です。
※かずら橋は残念ながら池に浸水しています。水が引くまでの間(2~3日?)はお渡りいただけませんので、予めご理解ご了承の程お願いいたします。
7月2日は半夏生
- 2018-07-01 (日)
7月に突入しました。
四国の梅雨明けはまだですが、晴れ間に降り注ぐ陽射しが真夏のようになってきました。
さて、明日は雑節のひとつ「半夏生」です。
旧暦では「二十四節気」や「五節句」といった暦日とともに、暮らしに関わり深い季節の節目となる日が「雑節」です。
ちなみに雑節には、節分、彼岸、土用など9つあって、今でも様々な風習や季節行事が行われている日も多いですね。
では、半夏生は昔の農家にとってどんな節目だったのでしょうか?
実は“この日までに田植えや麦の刈り入れを終えなければならない”という大切な日だったようです。
今は機械化が進み田植えの時期は早まっていますが、昔の田植えはちょうどこの時期。
「チュウ(夏至)ははずせ、ハンゲ(半夏生)は待つな」(夏至を過ぎてから始めて、半夏生までには終わらせろ)や、「半夏半作」(半夏を過ぎてからの田植えは収穫が半分になる)といった諺や言い伝えもあったようです。
万が一、天候不順で田植え作業が遅れても、半夏生以降は田植えをしないという習慣もあったそうで、半夏生の日が暮らしを支えた農耕生活に重要な節目だったかが伺えますね。
さて、無事に半夏生までに田植えを終えるひと休み。半夏生から数日間は田畑作業をしないこともあったそうです。
そして....
その時に、関西では「稲がしっかりと、タコの足のように田んぼに根付いてくれますように!」ということでタコを食べ、福井県では「田植えで疲れた体に栄養補給を!」ということで地元でよく獲れるサバを食べたそうです。
この風習が今なお続いている地域も多いようです。
じゃあ、香川では?...というと、さすが「うどん県」です。
香川県では半夏生の日にうどんを食べ、7月2日は「うどんの日」に制定されています。
香川県では麦の刈入れや田植えを終えた半夏生の頃に、その年に収穫された麦を使ってうどんを打ち、田畑の作業を手伝ってくれた人々に振る舞っていたそうです。
その風習が伝わり、香川では今も半夏生にうどんを食べます。
四国村の入口にある「わら家」では、半夏生の頃から一段と冷やしメニューのご注文が増えます。
もうすぐ夏本番、日毎に暑くなりますが散策の後にはツルツルうどんで元気回復。
ぜひ、皆さんでお召し上がりくださいね。
アガパンサスに黒アゲハ
- 2018-06-25 (月)
今年はなぜかアジサイの花つきが例年より少なかったのですが、アジサイと入れ替わるように咲く「アガパンサス」は順調に開花してきました。
今日も気温は30℃を超えて、開花のペースも急ピッチ。
そして、この花が咲くと毎年どこからともなく集まってくるのが”黒アゲハ”です。
花から花へと飛び移り、蜜を吸っている姿を見ると、もう”初夏”ではなく、いよいよ本科的な夏到来を感じる四国村です。
夏至
- 2018-06-21 (木)
今日6月21日は二十四節気の「夏至(げし)」です。
1年で最も昼間の長く、夜が短い日ですね。
北へ行くほど昼の時間は長くため、北海道と沖縄を比べると、北海道のほうが約1時間半ほど昼間が長くなるそうです。
北極周辺で1日中太陽が沈まない「白夜」となるのもこの頃です。
昔の暮らしの中では、田植え作業がピーク、もしくは一段落した時期。
関西では「農作物がタコの足のように大地に根付くように」と“タコ”を食べ、関東では「収穫した小麦で餅を作り、次の年も豊作を祈って奉納した」のが始まりと言われる“焼き餅”を食べる風習もあり、今でも一部の地域では残っているそうです。
四国村では梅雨の合間にいろいろな生き物たちが活発になるのもこの時期の恒例。
セトウチマイマイと思われるカタツムリが石積みの苔を食べながら歩き回ったり...
シオカラトンボが初夏の陽射しで日光浴したり...
夏至を過ぎると、やがて梅雨も明け、本格的な夏が足早に迫ってきます。
企画展が無事終了
- 2018-06-18 (月)
昨日6月17日をもちまして企画展「衣~KOROMO~」は無事終了いたしました。最終日となった昨日もたくさんの方にお越しいただき、開催期間を通して本当にたくさんの方々におこしいただき感謝しております。
誠にありがとうございました。
四国村ギャラリーでは6/18~20の3日間、展示替えの為に臨時休館とさせていただきます。6/21(木)からはギャラリー所蔵の美術品をご紹介する常設展をお楽しみいただけます。今回は数あるコレクションの中から、ピカソやボナールの絵画も展示予定ですので、どうぞお楽しみに。
梅雨の真っ只中ですが、雨の合間に村内を周ると眩しいばかりの緑に囲まれます。
瑞々しい生命力に満ちた緑を満喫できるのもこの時期の楽しみのひとつ。
お越しの際には、ぜひ初夏の四国村の散策を満喫してくださいね。
企画展「衣~KOROMO~」は6/17まで(6/18~21はギャラリー臨時休館)
- 2018-06-16 (土)
4月27日に開幕した企画展「衣~KOROMO~」の会期がいよいよ残り2日間となりました。
フランス人間国宝のピエトロ・セミネリ氏の「実朝」を始め、フランスとオーストリアの染織作家の皆さんの作品は、見れば見るほど繊細で美しく日本文化との関わりの深さも感じられます。
スタート以来、既に6,000人を超すお客様にお楽しみいただいている企画展。
まだ見ていない方も、もう一度という方も、是非お越しくださいませ。
※企画展終了後、四国村ギャラリーは6/18(月)~20(水)まで展示入れ替えの為、臨時休館とさせていただけます。なお上記期間も古民家見学などギャラリー以外の四国村散策は通常通りお楽しみいただけます。
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