六車家釡屋
- 年代
1800年代末頃(明治時代中期)
- 旧所在地
香川県東かがわ市湊
- 指定区分
国指定重要有形民俗文化財
職人の熟練の技と勘で上質な砂糖へ
砂糖しめ小屋でしぼったサトウキビの汁を、3つの釜で煮詰めて、白砂糖の前段階である白下糖をつくり、さらにこれを精製し白い砂糖が作られました。その工程の中から讃岐特産の和三盆糖も生まれました。

炊き上げ
荒釜であくぬきをして、すまし桶で不純物を取り除き、中釜、揚げ釜で炊き上げられます。温度計や糖度計もなく、職人の熟練で上質の砂糖がつくられます。